そのサプライズはやめて

2026年05月03日 05:21
カテゴリ: 静岡

先週、助けたヤモリがいました。

わたしは今でも伯母が
外出のかたちで少しの時間でも
自分の家に戻ることを
望んでいます。

ポストの中身を確認したり
植木屋さんを手配したり
納戸がカビ臭いような気がして
(カビで人は死なないという言葉を
聞いたことがありますが、
イギリスではカビ由来の喘息で
亡くなったお子さんがいます)
段ボールや箱を捨てたり…

台所のシンクに
ヤモリの赤ちゃんがコンニチハして
いました。
作業に集中しているので
不意の登場に驚きます。

どこから出てきたの…

ていうかどこから入ってきたの…

ウエスを濡らしにいくたびに
ちょっとずつ移動するのはやめて…

目を合わさないように…

そしてあるとき
その子がシンクに落ちて
出られないことに気づいたちえ先生です。

洗い桶をたてかけて
それを伝って外に出られるようにして
伯母の家を後にしたのが
先週の日曜。

ヤモリの赤ちゃんは
高級な数珠のような色をしています。

先週そのままで帰ってしまった
豆の袋をヒョイとよけた場所に
あの子はいました。

誰も朝から悲鳴なんて出したくない…

いやすぎる…

広い家の中からの脱出が
叶わなかったのでしょう。
あたたかく重みのある豆の袋の陰で
力尽きてしまったのでしょう。

厚紙を用意して現場に戻ると
ヤモリがいません。

…死んでるよりもっといやかも

ヤモリは昔から
家に入ってきてしまうから「屋守」と
呼ばれるようになったのでしょう(涙)

ユーモアのある方が
この小さいのんびり屋さんを
そう名づけたのでしょう。

写真は伯母の作品です。
手のひらサイズで
急須を敷いていました。
洗ったら茶渋が落ちて
未知の円が姿を現しました。

伯母は書道でも着付けでも藍染でも
なんでも上手でした。

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